スリーブ術後の定期検診
スリーブ状胃切除術後の定期検診に行ってきました。
医師の診察の後に患者会があるのだけど、患者同士の話を聞いていると反面教師的な気づきがある。
ある人が言った。「わたしは自分で食べられなくなった分、料理をたくさん作って人に食べてもらうことで食欲を発散してる。ラーメン屋に行ったら旦那が食べきれない分を全て食べてくれる」
私はこの話にゾッとして他の話が耳に入ってこなかった。この人、それが最適解みたいな顔してるけど、すごくゆがんだ食に対する意識が自覚できないんだ、と思った。
このやり方だと、自分の他にブタさんを飼育しているのと一緒。アラフォー患者さんの発言だったから、同世代の旦那さんと推測して、太らなかったとしても、血液の数値が悪化するのは目に見えてる。
結局、肥満するというのは多かれ少なかれ食の認知にゆがみがある。私の場合は罪悪感と食欲が強烈に結びついている。自分を責める時、強烈な食欲を感じる。これを自覚できても、解消することはすごく難しい。
食べているから太った。運動してないから太った。それは事実だけど、食に関する認知の歪みを矯正していかないと本当に肥満症が寛解したとは言えない。
こう言った気づきがあるので、患者会に参加できることは大変有意義だと思う。